TDLが明日に迫ってきたので、トレード案を考えてみました。ちなみにトレードに関してはあんまり知識がない管理人なのでNBAトレードマシンに頼りきり、且つ三チーム間のトレードなんかは除外しています。
■指名権の獲得
前回TDLについて触れた記事で管理人は一巡目指名権の獲得、若しくはウィングの補強に動くべきと書いたので、そういった方針のトレードが主になります。そして一巡目指名権に変えられそうな選手としてはTHJ、JG、ホームズ、ライブリーあたり。中でもライブリーだけは割とどんなチームでもトレードに応じてくれそうですが、さすがにねって感じ。既にルーキーとして以上に活躍しているってのもあって、一巡目指名権+相応に良い若手じゃないと応じたくないところです。一巡目指名権2枚とかってなると話が変わってくるけど、さすがにそんなチームいないよね。JGも契約が安いので、ウィングを補強したいチームであれば一巡目指名権の獲得は比較的容易に狙えそうです。
問題はTHJとホームズ。特にTHJはかなり売りどころを選びそうなので、この二人のトレード案を考えてみました。
■THJ
彼単体に一巡目指名権の価値があるとは全く思えませんが、ピンポイントで需要がありそうなTHJ。具体的にはシューターが足りないチーム、西だとレイカーズ、東だとブルズ、ピストンズあたり。まあピストンズはジョー・ハリスがいるのに活かせてないからTHJが入ったとて変わるかは知りません。ということで除外。
レイカーズ、ブルズはどちらもオフェンスで困っており、特にレイカーズは3PAが30.7でリーグぶっちぎりの最下位。ブルズもザック・ラヴィーンの3PAに依存しています。だからスペーシングを確保するって意味では条件に当てはまるし、スリーを打ち切る力はめちゃくちゃ高いTHJなので、起用されれば3PAの底上げには繋がります。
ただねー、レイカーズが一巡目指名権を出してまでTHJを狙うのかって思うよね。少なくとも一巡目指名権単体とは交換できないので、レイカーズから誰かを引き取らなければいけないんですが、レイカーズが放出してもいいって選手があんまり良く分かりません。パッと思いつくのはゲイブ・ビンセントだけど、サラリー合わせがちょっと難しい。ってことで可能ではあるけど現実的ではなさそうなレイカーズとのトレード。
なぜかディアンジェロとほぼ同じサラリーのTHJ。だけどディアンジェロ出すならそっちが指名権寄こせよって感じだよね。ということでまずなさそう。
八村＋ウッド＋指名権とのトレード。これもなんでこっちが指名権出さないといけないんだ案件。
レイカーズとしてはサラリーの削減とビンセントの契約の処理が主な目的で、八村を対価にシューターとストレッチ5を獲得するって感じです。指名権はビンセントの契約処理代ってことで交渉出来そう。まあレイカーズが八村をどう評価しているのかが分からないから、可能性はあるってぐらいです。マブスとしては八村獲得後、更に転売して指名権獲得に動きたい。まあ、オフシーズンの話です。
ということでサラリーの削減と負債の処理という部分を攻めると交渉の余地がありそうなレイカーズでした。そのついででシューターが取れるならいっかって感じ。でもマット・ライアンがレイカーズに残っていたらちょっと無理筋だったようにも思う。なんでレイカーズは残さなかったんだろうね。
続いてブルズ。ブルズがロンゾの復帰を諦めたのだとしたらどうにかして戦力に変えたいところ。ということで、怪我でほぼ稼働していないロンゾ・ボールの契約を処理+シューターとウィングの補強、その対価として指名権を得るって感じです。今後のことを考えるとO-MAXは手放したくないところだし、普通にTHJだけで成立はするんですが「O-MAX入れたらさすがに応じてくれるでしょ」っていう思惑です。あわよくば二巡目指名権も狙いたい。あと、マブスはマブスでサラリーが……っていうのもあります仮にロンゾが完全復活してくれればO-MAXの穴は全然補えるしね。まあないんだろうけど。
ちなみにレイカーズとのトレード案もそうですが、基本的には怪我人だらけのロスターに更に怪我人を加えるトレードなので、もし本当に起こったら今シーズンはもう諦めるよっていうフロントのサインです。だから今シーズンを諦めないならオフシーズンにやって欲しいんだけど、そしたらどこも指名権くれなさそうだよね。
指名権とは関係なく、管理人が推していたトレード。これをアヌノビー＆シアカムトレードの前、せめてシアカムトレードの前ならって思っていたけど、もうラプターズ側のうまみがなくなってしまいました。
スコッティ・バーンズたちウィング中心のオフェンスを作りたいことが伺えたシーズン序盤のラプターズ。フレッド・バンブリートのトレードもそういう意図だろうし。だからボールを必要とするデニス・シュル―ダ―はちょっと邪魔だったような気がします。ラプターズとしてはガードの枠をハンドラー→シューターにすることで、よりウィングがボールを持つ機会が増えるし、そもそもシューターがマラカイ・フリンぐらいしかいなかったので、そこのアップグレードにもなり得ました。
マブスとしては既にTHJとセスがシューターとしての役割が被っており、ハンドラーとしてはあまり信用出来ないTHJなので、シューターの整理＋ハンドラーのアップグレードを狙えます。多分一番変わるのはシュル―ダ―のアウトサイドディフェンスの部分だろうけど。そしてラプターズではあまりプレータイムを貰っていない若いビッグウィングのジェイレン・マクダニエルズを確保出来るって感じ。指名権は絡まないだろうけど、ラプターズとしてはウィングにもっとボールを与えたい＋シューターのアップグレードが出来て、マブスとしてはロスターの役割を整理しながらそこそこ若いウィングを狙えると、どっちにもメリットがあるトレードに見えました。
しかし今のラプターズにはもうエマニュエル・クイックリーというTHJの更にアップグレードみたいな選手が来てしまいました。そんな今でも普通にシュル―ダ―は試合に出ているので、シュル―ダ―がボールを持つことはもう気にしていないのかもしれません。起こったら色々と面白かったなーというトレード話でした。
■ホームズ
控えセンターとして優秀なホームズなので、チームによっては一巡目指名権を獲得出来そうではあります。
エンビードの長期離脱が予想されるシクサーズ。ポール・リードとモー・バンバのセンター陣は心許ないと感じたら補強に動いてくれそうです。マブス側としてもリードは置いといて、ロバート・コビントンはウィングの補強に繋がるのでお互いにそこそこメリットがある選手交換に見えます。一巡目指名権をつけてくれるかはちょっと怪しいけど、シクサーズはサラリーが5.1ミリオンもタックスラインを超えてしまっているので少しでも節約に動きたいはず。そういうサラリー事情から交渉が出来るので、マブスとしてはそこそこ有利に立ち回れそうなトレードです。
その過程で思いついた三チーム間トレード。ネッツがドードーを出してコビントンとバンバを引き取る形になるので確実に指名権を要求するんでしょうけど、
こういう感じにすれば納得、してくれるかな？ さすがに一巡目指名権3枚はがめつ過ぎたとネッツが感じれば、可能性はなくはない。マブスはホームズ＋一巡目でドードー、ネッツはドードーで一巡目指名権2枚、シクサーズとしてはコビントン＋バンバ＋一巡目指名権でホームズ。まあ可能ではあるけど三チーム間トレードのことは本当によく分からないので、あくまで話半分。
色々考えてみたけど、一巡目指名権を出してまでホームズが欲しいチームってあんまり思いつかないな。そもそもセンターは足りているってチームが多いし、寧ろ自分のチームのセンターを使って指名権を得たいってチームもあります。カペラのいるホークスとか。だからホームズと指名権が絡むトレードなら、どうしてもシクサーズの顔がちらつきます。選手同士のトレード＋二巡目指名権とかなら幾らでもありそうなんだけどね。
あらゆるチームの指名権を保有している全ての元凶、サンダーとのトレードです。チェット・ホルムグレン獲得で一気に影が薄くなったアレクセイ・ポクゼフスキーとケイソン・ウォレスで、センターの層を厚くする補強。気づいたらマブスの指名権がなくなっていそうで怖い。
あと全然関係ないんですが、サンダーの2way契約選手であるオリバー・サールに非常に興味がある管理人。ずっと前からロスターにいながらも、ガードばっかり活躍しているサンダーっていう事情があるからか中々日の目を浴びていません。もしもこのトレードが起こるとして、彼の契約が含まれていたらちょっと嬉しいです。
とりあえずこんなところかなーって感じで終わります。明日の朝が楽しみですね。
